ソプラニスタ(初回限定盤)
ソプラニスタ(初回限定盤)
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商品名:ソプラニスタ(初回限定盤) |
| 価格:3,200円 | |
| 販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック | |
| ???女性の声域で歌う男性歌手は、存在の本質がそうあらしめるのか、たいがい演劇的な音楽性を持っている。岡本知高もまた例にもれない。そして、彼の場合はその度合いがはなはだしいのである。映画の演技と舞台の演技では、後者の方が何事によらず誇張されたものになるというが、岡本は明らかに舞台俳優のタイプだ。メリハリがはっきりとし、節回しが大振りである。ここぞとなれば押しの一手だ。となれば、彼に合ったレパートリーというものが、ある程度見えてくる。 ???この2枚組アルバムの1枚目にあたるクラシック編でいえば、ヘンデルの「私を泣かせてください」のように曲想が豊かなもの、カタラーニの「さようなら、ふるさとの家よ」のようにドラマチックなもの、そしてモーツァルトの「アレルヤ」のように躍動感のあるものが彼には似合う。岡本にはしみじみとなんて歌ってほしくないのである。2枚目のポピュラー編でも、岡本のテンションはまったく落ちない。「翼をください」は、猿之助の「スーパー歌舞伎」にならって「スーパー宝塚」とよびたいような派手派手しい歌いっぷり。音符のひとつひとつにラメが付いているんじゃないかと思うくらいにまぶしい声だ。 ???最後に特筆しておきたいのは、黒人霊歌「アメイジング・グレイス」における堂々とした威厳と深い情感をもった名唱。あっさり歌っては間延びするし、こねくり回してはいやらしくなるという難曲を、岡本は自然体で、しかし味わい深く歌いきっている。日本人がこの歌をここまで歌えるというのは、かなりなことではないだろうか。(松本泰樹) |
ソプラニスタ(初回限定盤)

